犬との絆
ここでは、「犬との絆、できてる?」ということで、信頼されてるリーダーについてお話します。
犬ときちんとコミュニケーション出来ている関係、絆が出来ている関係というのは、見た目で分かります。
では、「信頼されているリーダー」とは、どんなものか、いくつか挙げてみましょう。
褒められて喜ぶ?
通常、褒められて嬉しくない子はいないので、褒められれば無邪気に、はしゃぎながら喜びますよね?
でも、中にはいくら褒められても無反応、という子がいます。
それは喜ばないのではなく、単純に「褒められていることを理解していない」ということが考えられます。
飼い主があまり感情を表に出さないタイプの人だったり、叱るときも褒めるときも、通り一遍な態度だったりした場合、このような状況になる場合があります。
犬とコミュニケーションをとるときは、オーバーリアクションが鉄則です。
「叱るときは低く短く、褒めるときは高く長く」
これは私が犬に接する時に気を付けている声のトーンですが、犬にとって低い声は恐怖、高い声はワクワクの感情を掻きたてる「音」のようです(笑)
叱られたら、すぐに止める?
犬は好奇心旺盛です。
目の前に面白そうなオモチャ(?)があれば、噛んで確かめずにはいられないのです。
叱らなくてもいいように、目の前に置かないように気を付けるのは当然なのですが、「あっ!」っていうこと、ありますよね?(汗)
その時、「いけない!」と声を掛ければ、よほど夢中になっていて気が付かない場合を除き、飼い主の制止を聞けば、犬は素直に止めるものです。
飼い主の声が聞こえているのにも関わらず止めない、ということであれば、少しお灸が必要かもしれません(笑)
遊んでほしくて、わざと叱られるようなことをしているうちは可愛いのですが、よほどストレスが溜まっている場合、犬は飼い主の声を無視しようとします。
理由は、意地と反発です!
何がストレス要因の原因になっているか、1度きちんと見直してみることをお勧めします。
スキンシップを嫌がらない?
飼い主を信頼し、安心して身を任せている犬は、身体のどこを触っても嫌がることをしません。
飼い主が自分に対して、危険なことをしないと理解しているからです。
飼い主に対して不信感を持ったり、怯えて構えている犬は、常に緊張し、リラックス出来ません。
そのため、飼い主に身体を触られることを非常に嫌がります。
リーダーとして信頼されているかを確かめるバロメーターにもなるので、犬の信頼度を確認するなら、こうしたスキンシップを試してみるといいでしょう。
犬にとってお腹や尻尾、口や鼻は急所となる部分ですので、よほど信頼している者以外、決して触らせようとはしません。
嫌がる素振りを見せなかったら、遊びに紛れて、急所付近を撫でてみましょう。
それでも無防備にその手を許すなら、リーダーとして完全に信頼されていると思って大丈夫でしょう!!
アイコンタクトが取れる?
飼い主を信頼している犬は、よく目が合います。
飼い主の動きや気持ちを読み取ろうとして、犬は飼い主の言動を注視するのです。
よく目が合うということは、飼い主も犬の様子を気にしている、ということなので、気持ちが通じやすい状態にあります。
以心伝心とでもいうのでしょうか、お互いがお互いを気遣う姿は、傍目から見ていても微笑ましいものですよね?
犬の容姿は飼い主によく似る、と言われます。
また、犬は飼い主の動きをよく見ていて、飼い主を同じような行動を真似ることがあります。
それも、犬に信頼されている証拠、最大級の犬の愛情表現のなせる業、なのかもしれません(笑)