甘えたいサイン
犬は、鳴き声の他にも、ボディランゲージでも、互いのコミュニケーションを深めようとする傾向があります。
実は鳴き声よりも、ボディランゲージの方が、犬の気持ちを量りやすい場合もあります。
あまりお喋りの得意でない子は、このボディランゲージというしぐさで、気持ちを汲んであげてください。
まずは、お腹を見せる行為。
これは、甘えたいときに出るしぐさです。
このしぐさは、よほどの信頼関係が出来ていないと見せてはくれない行動です。
犬も人と同様、お腹は急所ですから、誰かれ構わず見せるわけではないのです。
お腹を見せるのは、服従の証、または降参の印です。
「あなたには安心してお腹を見せてもいい関係ですよ。」
「参りました。もう抵抗はしません!」
犬は そんな風に思っているのです。
子犬が母犬に甘えるときにも、このような光景を見ることが出来ます。
また、犬はリーダーと認めた人にしか、横たわった自分の身体を 跨がせることはしません。
その行為を繰り返し、慣らすことで、強制的にリーダーと認めさせる訓練の仕方もあります。
犬にとってのリーダーとは、食料と安全(安心して眠れる環境)の確保、快楽(遊びや喜び)を与えてくれる人です。
犬から合格点を貰えるように、リーダーとしての素質を磨きましょう!