緊張のサイン

緊張している犬は、耳をピンと立て、口をグッと閉じて、周囲に警戒するような姿勢を取ります。

尻尾の筋肉も引き張り、身体全体が硬くなります。
自分の身体を懸命に舐めて、何とか落ち着こうとする・・・これが「緊張」のサインです。

そして、よく「やる気がない!」なんて悪いレッテルを貼られるあくびですが、緊張した時にもあくびは出るようです。

それは、緊張すると、身体の中の酸素が少なくなるためです。
その酸素を補おうと身体が反応して、無意識に行う反射運動です。

緊張をほぐそうとする行為とも言えます。
人間と一緒ですね(笑)

また、緊張している意外に、あくびが出るのは、眠いとき。そして、犬も夢を見ます。

日中、激しい運動や緊張する場面が多かった日などは、よく夢を見ているようです。

身体がピクピクと痙攣することから、筋肉の疲れからくる緊張もあるのかもしれません。
犬が見る夢は色付きだ、という人もいますが、詳しいことは、分かっていません。

どんな夢を見ているかは、定かではありませんが、寝ながら脚をバタバタさせたり、寝言で吠えたりしているときは、走り回っている夢を見ているのかなと、微笑ましくなります。

ちなみに、犬が寝言を言うのは、飼い主と過ごす、その環境に、安心している証拠です。
信頼出来ない人の側では、犬でなくても、寝るどころではないですよね(笑)

いっぱい遊べるように、ゆっくり寝かせてあげましょう。

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