甘噛みを止めさせる(1)
小型犬といっても、本気で噛まれたら結構、痛いもの。
大型犬となれば笑い事ではすみません!
そうならないために、しっかりとした、しつけが必要になる「甘噛み」の止めさせ方。
まず、甘噛みをする原因としては、甘えたい衝動、遊びの一環、強さを測る力比べ、などが挙げられます。
犬は、人が手を使うように、殆どのことを口で行います。
そのため、何でも噛むのが習慣になっています。
ママ犬が子犬に愛情を伝えるのも、実は噛む行為です。
噛むことを完全に止めさせることは出来ませんが、力加減を教えることは出来ます。
大抵の犬は仔犬時代に、ママ犬や兄弟との触れ合いの中で、噛む力加減を学びます。
仲間と遊びながら、強く噛み過ぎた時の悲鳴を聞き、反撃されて自分もその痛みを知ります。
それでも、噛み癖が直らない場合、やはり飼い主が教えてあげる必要があります。
知っていれば、あらゆる「しつけ」に応用できる、スペシャルな方法です(笑)
大きな声を出したり、叩いたりよりも、ずっと効果的で有意義な方法です。
甘噛みを止めさせる(2)
痛いほど噛んだ時、「いけない!」と言って、少し強く、犬の鼻を掴みます。
これは、ママ犬も子犬をしつける時に使う方法ですが、人間は、噛まれた手を犬の口に、さらにグッと押し込みます。
犬は鼻を掴まれて痛いですし、口の中に急に、手が入り込んでくるため、噛んだ手を離します。
それを繰り返すうちに、犬も痛い思いをするのは嫌ですから、噛むにも飼い主の様子を見ながら噛むようになります。
ただし、噛むことを完全に止めさせることは出来ませんから、力を加減して噛むことは、許してあげてください。
やり方次第では、飼い主に愛情表現をしたいがゆえに、しつけを意欲的に覚えようとする子も居るくらいです(笑)
止めさせたい癖が出たときは、「いけない!」と一喝して、あとは徹底的に無視です。
甘えた声を出しても、鼻を慣らして謝っても、最低30分!
犬にとって、実は無視が一番キツイお仕置きになります。
ちなみに私は、遊びは思い切り!派なので、オフのときは何をしても、基本的には自由にさせています。
その代わり、外に出た瞬間からスパルタなので、犬にとっては、いい刺激になっているみたいです。
よく言う事を聞いてくれる、いい子でしたよ。(笑)