オオカミに最も近い犬
犬の祖先はオオカミと言われていますが、オオカミ自体は既に絶滅しています。
しかし、オオカミの血を受け継ぐ犬は、現在でも存在しています。
例えば、「オオカミに最も近い犬」と言われている犬は、「ウルフドッグ」という犬種です。
釣りあがった鋭い目付きや尖った歯、くすんだ灰色の毛色も、見た目はまさにオオカミです!
ですが、気質は荒々しい反面、心を許した人には比較的、友好的で仲間意識も強く、絆の結びつきは、他の犬種よりも強いと言われています。
ただ、ペットとして考える場合、やはり気性が激しいため、安易に手懐けられるかは疑問です。
見た目がオオカミに似ている、という点で言えば「シェパード」や「ハスキー」が思い浮かぶ人も多いかと思いますが、実は違います。
DNAの鑑定上では、オオカミに最も近い遺伝子を持つのは、「柴犬」と「チャウチャウ」だそうです。
その他にも、「紀州犬」や「秋田犬」も、オオカミの遺伝子を色濃く引き継ぐ犬種として挙げられています。
オオカミに最も近いとされる理由で考えられているのが、骨格や歯の本数、体温調節の機能の仕方や、運動能力などが挙げられています。
つくづく、見た目では分からないものですね~(笑)