犬の「ごめんなさい」
犬は、「本当に自分が悪い」と思えば、ちゃんと反省出来る生き物です。
と言うより、飼い主を怒らせたまま、険悪なムードでいることに耐え切れなくなるのが本音でしょうか(笑)
ともあれ、犬が本当に許してほしいと思っているときにとる姿勢というものがあります。
例えば、やたらに身体を掻く、舐める、あくびをする。
意味のない、くしゃみ、目を逸らす、顔を背ける、チラ見をする。
固まったまま動かない、匍匐前進で近づき、飼い主の顔を見上げる、などは本当に「ごめんなさい」をしている合図です。
その間は、絶対に飼い主の元を離れません。
いたたまれない空気を感じている以上、一刻も早く、飼い主の許しが欲しいからです。
ちょっとでも飼い主が動くと、我先にと飼い主の後を追います。
少し可哀そうになります(笑)
きっとまた、同じことをするかもしれませんが、30分か1時間くらいで、許してあげましょう。
あまりにも長い無視は、犬にとっても残酷ですからね(笑)
犬って、本当に自分に都合のいい考え方をする生き物ですから、すぐに許してあげたら、罰にはなりません。
叱った後、最低30分は徹底的に無視を通してください。
それからはきっと、同じことをしたとしても、随分と聞き分けのいい子になっているはず です。