犬の感情

ここでは、犬の感情面について話します。

「犬は人に付き、猫は家に付く」と言われるように、犬の感情は人に酷似しています。

犬ほど人の気持ちに寄り添う動物は、他にいないのではないでしょうか?

犬の持つ優しさ

犬は相当の焼きもち焼きです。

多頭飼いの場合、犬同士で、飼い主さんの気持ちを独り占めしようと、本気のケンカが始まこと、よくありますよね?(笑)

多頭飼いしているお家では、どの犬もわけ隔てなく接することが必須条件です。

また、子供が居るお家でも、同じような問題は起こります。

人間の子供相手に、犬と子供が本気で、ママの取り合い。
しかも双方、本気です(汗)

それでも子供が 「痛い!」 と悲鳴をあげて鳴きだすと、急に怒気を収め、泣いている子供の側で顔をのぞき込んだり、顔を舐めたりして慰めようとします。

犬は、自分の立場を一番に主張したがる動物ですが、その反面、深い優しさに溢れています。

立場の弱い者には、驚くほどの気遣いを見せ、誠意を示そうとします。

ドラマや映画でも見られる犬の信じがたいほどの優しさも、あながち作り物とばかりも言えないようです。

犬との対話

犬は、人間の言葉を理解出来ません。

そのため、長々と言葉を尽くして叱っても、その大半は犬には届かないのです。(汗)
犬は、人間の言葉を「音」として認識します。

犬に何かを教え、しつけるためには、犬が分かりやすい言葉(音)で教えてあげる必要があります。

例えば、キーワードになる単語を繰り返し伝えることで、犬は経験として記憶に刻み、積み重ねて覚えていきます。

では、犬に話しかけ、言葉をかけるのは無意味か?

いえ、そうではありません。

人間の言葉が犬にとって、理解出来ない異人の言葉だとしても、自分に向けられる温かく優しい感情は、ちゃんと伝わるのです。

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